たいちゃん母

Gray to rainbow color 境界知能の息子を持つ母のポジティブ日記

はじめまして、たいちゃん母です。

はじめまして、たいちゃん母と申しますよろしくお願いします。

現在普通学校の特別支援学級に通っている小学6年生の息子を持つ母です。

ブログをはじめようと思ったきっかけは、私自身、息子が育児書通りに成長してくれなくて、毎日ネットで似たような子を探していました。

その経験から、もしうちの子が同じような思いでおられる方の参考になってもらえたらいいなぁと思い始めました。

 

たいちゃんは、どんな子?

たいちゃんは、周りのお子さんよりも成長スピードがゆっくりです。

小学5年生で受けた発達検査の結果は、境界知能(IQ指数が平均と障害とされる指数の境目)でした。

 

うちの子の成長が、気になり始めたのは誕生して9か月頃のハイハイ時期に入ってからでした。

周りの子は、みんなハイハイしていて早い子はタッチによちよち歩き...。

たいちゃんは、1歳近くになってもまだハイハイできず、ずりハイをしていました。

結局1歳8か月でようやく歩けるようになりました。

お話も、2語文(ワンワン来た)話せたのは2歳9か月頃です。

1歳半検診で引っ掛かり、熱性けいれん持ちでもあったので、大学病院にて発達検査を受けました。

その結果、発達障害(診断結果に凸凹がなかったので)ではないが発達遅滞と言われました。

普通の子に追いつく場合もありますし、今は普通に発達しているお子さんでも、小学校から遅れる場合もあるので今後の成長については正直分からないと言われたのを覚えています。

 

保育所

3歳までは、家で育児をしたかったのですが、発達遅滞ということもあって、早めに同じ年頃の子と接した方が良いといろいろな方から勧められしぶしぶ2歳の誕生日の翌月から保育所へ入れることにしました。

1歳半検診後、保健センターによるお話と体操の療育が1~2か月に1度ありそちらも受けながら保育所へ通いました。

保育所までは、肌身離さず抱っこ状態だった我が子を預けて大丈夫だろうか?

お昼寝は、私の上で漬物石のように寝てたので、どうやってお昼寝するのか心配でしたが、先生曰くごねることもなく普通に寝てたそうで今まで何だったんだと嘆いたのを覚えています。

なんだかんだで、早くから入れてよっかったのは、私の方だったように思います。

保育所2年目からは、加配(療育などの専門の先生ではなく、息子の日常を近くで補佐してくださいました。)の先生を保育所の勧めでつけてもらいました。

たいちゃんの加配の先生については、何か特別な証明など求められることはなく、保育所側からご提案いただきました。

その頃のたいちゃんは、とてもおとなしくおっとりマイペースで周りのお子さんよりワンテンポ遅い感じでした。

周りのしっかりした女の子が、お世話をしてくれてニコニコ喜んでいるタイプです。

まだ、お話も上手ではなく、手先も不器用でしたので加配の先生はありがたかったです。

ただ...。

たいちゃんと馬が合わない加配の先生になった年もありその1年間は地獄でした。

そのお話はまたの機会にしたいと思います。

そんなこんなでたいちゃんは頑張って5年近く保育所へ通いましたが、田舎の保育所で色々な所への散歩や泥んこ遊びなど家ではできない体験を沢山させていただき今となっては感謝の気持ちしかないです。

 

小学校までの療育については

保育所へ通わせることと、1~2か月に1度、保健センターで行われる作業療法士さん、言語聴覚士さんとのマンツーマン教室に参加した程度でした。

もっと専門的な療育を定期的に受けたほうがよっかたのかどうかは今となっては分かりませんが、年に一度の大学病院での相談ではそれで充分とのことでしたので、たいちゃんの療育については以上です。

 

今回は、小学校入学までの様子についてざっくりとですが、ご紹介いたしました。

歩いたのが遅かったたいちゃんでしたが、今ではクラスでも走りは速い方ですし、よくしゃべりますし、よく家で歌っています...。

発達が遅いと気になりますが、病院の先生が、早くから歩き始めたからと言ってオリンピック選手になれるわけではないし...と笑って仰られた気持ちが今ではなんとなくわかるようになってきました。

これも、たいちゃんのおかげだと思います。

生まれてきてくれてありがとう、たいちゃん。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。