たいちゃん母

Gray to rainbow color 境界知能の息子を持つ母のポジティブ日記

心療内科へ行ってみました。

こんにちは、たいちゃん母です。

今回は、息子の心療内科へ行ってきた体験をお話したいと思います。

 

そもそもなぜ、心療内科へ行くことになったのかお話したいと思います。

 

たいちゃんは、とても繊細な子で特に音、臭い、感覚、周りの人の機嫌などに敏感です。

また、心配性でいつも○○だったらどうしようと不安に思うことが多いようです。

自己肯定感も低く、マイナス思考です。

こういったことから、スクールカウンセラーさんに相談したところ一度心療内科で診てもらった方が良いとの事今回受診してきました。

 

具体的には

〇音

・家にいてミシミシと天井が鳴ると怖がったり、大きな音が苦手です。

小学校に入ってましになりましたが、吹奏楽などの演奏も苦手です。

 

〇臭い

・においについては、コロナが流行りはじめてから変なにおいがすると唾を飲み込むことが出来ず口にためるようになりました。学校でも唾を飲みこめず授業中に唾を捨てに席を外しているそうです。

 

〇感覚

・小学校入るまでは、下着を着ると「ぐにゃぐにゃする」とよく言って怒っていました。特にサイズが変わったときや、半袖から長袖に衣替えした時は要注意でした。

また、帽子や靴下も嫌がっていましたが、小学校に入ってからは大丈夫みたいです。

 

〇周囲の機嫌

・クラスで誰かが喧嘩したり、先生が怒ったり、親がイライラしてると気持ちが沈むようです。雰囲気が悪いので学校行きたくないとよく言います。

他人のトラブルでも気分が落ち込むのでいざ自分が誰かともめたり、先生にきつく注意されると気持ちの切り替えができず、休みたいと言います。

私がイライラしてるときは、何度も「僕の事好き?」と確認してきます。

 

〇心配性

・外出時に誘拐されたらどうしようと言って、私のカバンを握って歩いたり、手をつないでほしいと言います。

「たいちゃんは、背が160センチで大きいから誘拐されないよ」と伝えても心配はなくならない様子です。

海洋学習や、修学旅行も置いていかれたらどうしようとか、迷子になったらどうしようと心配して先生にもそのことを伝えて協力いただきました。

 

・落ちた食べ物を食べたら死ぬ?とか、手を洗うの忘れておやつ食べたけど死ぬ?とか、汚いところに頭付いたけど記憶忘れる?など、よく聞いてきます。

 

・お風呂は一人で入れるようになりましたが、物音がすると怖いので、脱衣所で私は待機しています。

私がお風呂の時は、YouTubeを携帯で見ていますが、テレビが付いていないと不安なようで付けてます。

 

・一人で寝ることが怖くて同じ部屋で寝ています。私が先に目が覚めて起きると怒ります。

お弁当の時は、こっそり先に起きますが途中で気づいて起きてきます。

 

このようなことが主な心配ごとで受診しました。

 

12月に予約が取れて、さて行こうとしましたが当日たいちゃんが急に不安になったのか、「僕は、病気じゃないし、何も困ってないから病院行きたくない」と言い出しました。

「今は困ってないかもしれないけど一度診てもらってたら、本当にしんどくなった時診てもらいやすいよ」

「いろいろなところに相談することは、恥ずかしいことではないし、良いアドバイスがもらえると気持ちが楽になるかもしれないよ」

などと説得してみましたがたいちゃんの意志は変わらず、第1回目は申し訳ないですがキャンセルさせていただきました。

 

その後、スクールカウンセラーさんにそのことをお伝えすると、お母さんだけでも診てもらえないか尋ねてみてはいかがですかと、アドバイスをいただき確認の末、どうしても本人さんが来られない場合はお母さんだけでも大丈夫です、ただ保険が使えず実費になりますとのことでした。

 

実費で3300円との事、一度受診してみたかったので2月に再度予約を取り受診しました。

 

結論から言うと、特に今のところ私が心配していることはたいちゃんの特性からくるものだということでした。環境に適応するのが苦手なようなので安心した環境を作ってあげて様子を見てあげてくださいとのことでした。

 

正直、少しホッとしました。直ぐにたいちゃんを診たいです。とか、薬が必要になってきます。と言われることも考えていたので、今のところ特に精神疾患ですとの事ではなかったです。

 

たいちゃんは、今回受診するにあたり、過去の発達検査の結果や成長の遅れがあることなどが分かる資料を持参しました。

スクールカウンセラーさんに、病院を教えていただいた際も発達障害などに詳しいところで診ていただくほうが正確に治療していただけるとアドバイスをいただきました。

ホームページには、そのような情報が今回の病院にも載っていましたので安心でした。

病院の先生もよく症状をきいてくださり、心配事をすべて伝えることができ私もすっきりしました。

 

たいちゃんの場合は、たいちゃんの特性からくる不安だったようですが、また同じようにお困りの方がいらっしゃいましたら病院選びなど参考にしていただけると幸いです。

 

いずれにせよ、今回は安心した環境づくりの大切さを再確認しました。

また、たいちゃんのペースでたいちゃんの意見をききながらたいちゃんの気持ちを大切に生活していきたいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

皆さんが自分の心を大切にし笑顔で楽しい毎日が送れることを切に願っています。