たいちゃん母

Gray to rainbow color 境界知能の息子を持つ母のポジティブ日記

特別支援学級に6年間通って

こんにちは、たいちゃん母です。

今回は、特別支援学級に6年間通っての感想をお伝えしたいと思います。

あくまでも個人の感想ですが、たいちゃんの場合は特別支援学級に所属してよかったと思います。

 

理由

その1  友達のトラブルは先生が間に入ってくださった。

勉強も大事ですが、人間関係が苦手なたいちゃん。

良くいじられやすいのですが、相性の良くない子を把握してもらえるので親からは言いにくいことも先生が、相手のお子さんに注意してくださったり、大人が近くにいることであからさまないじめに合いにくかったと思います。

 

またお友達は気にしてなくてもお友達の機嫌がきになったり、お友達の言葉が気になって自分は嫌われていると思い込みで悩んだ時も、先生が相談に乗ってくださるので少し安心できたり、気持ちを切り替えて行けたりできたと思います。

 

その2  学校の連絡事項を丁寧に知ることができた。

一人目で、学校の準備物や、行事の様子をあらかじめ支援のノートを通じて質問できたのですごく細かい事が気になっても私が、安心できました。

ママ友がいる方は、どうするの?と聞いたりできるのでしょうが、私自身もたいちゃん同様人見知りなので、わざわざLINEで尋ねて確認出来るほど仲のいい人もいなかったので、分からない事は支援の先生に頼れてありがたかったです。

 

その3  私自身が成長できた

子供の接し方だったり、お友達とのトラブルがあっても、先生が「たいしたことないです。誰でもあります。」とか「仲がいいから喧嘩するんです。だから大丈夫です。」

「大概の事は大丈夫です。」といつもどっしり構えて対応してくださったので、私自身6年間で、多少のトラブルにも何とかなるとか、たいちゃんと私が良いと思えたらそれが大事というように、他人軸から、自分軸に考え方が変われました。

今までは、人より劣っていることで、迷惑かけて申しわけないという思いが強く、周りに遠慮していましたが、そんなびくびく感も随分矯正できたと思います。

 

その4  たいちゃんにあった学習が進められて、親子でストレスがへった。

学習面でも、やっぱり支援でよかったと何度も思いました。

たいちゃんのレベルにあってないと、たいちゃんのイライラがマックスになり、また家で宿題を教える私もイライラマックス状態で、お互い怒りあっていました。

本当に、こんなペースじゃみんなに追いつかないよ!と焦らしてもなにもよくないことが今となっては分かるのですが、始めは必死に頑張れば追いつくと信じていました。

でも、出来ることをコツコツさせるしか近道はないことに6年を通して分かりました。

逆に、全然だめだと思っていましたが、コツコツ続ける事で時間はかかったけど無駄な努力は一つもなかったことに気づけました。

だから、中学校でも何となく遅れているけど焦る気持ちよりも、昨日のたいちゃんよりも今日のたいちゃんが1ミリでも成長できてれば〇と思えるようになりました。

 

その5  たいちゃんの存在の大事さに気づけた

総合的にみて、人と比べる事がなくなったので、たいちゃんが笑顔でいてくれたら私も幸せだと心から思えるようになった気がします。

普通教室で必死に周りと合わせていたらきっと、ダメなとこや出来ていない部分にばかり目が行きたいちゃんの良さに気づかずにいた気がします。

支援の先生と二人三脚でたいちゃんを支えて行けたので、私がつぶれる事がなく本当の大切な事を見失うことなくたいちゃんを育てて行けたんだと思います。

 

特別支援学級に通わせるかお悩みの方も多いと思います。

でも、一人じゃないってすごくありがたいです。

支えてくださる先生がいてくださることで、子供も親も安心しながら成長できたので、特別支援学級に私は所属してよかったです。

どんどん先生を頼っていいと思います。頑張っているところに助けてあげようと思って下さる人がやってきてくださる気がします。

 

どうか親子で笑顔の時間があふれますように。

最後まで読んでいただきありがとうございました。