たいちゃん母

Gray to rainbow color 境界知能の息子を持つ母のポジティブ日記

令和になっても、手をあげるしつけ。

こんにちは。 たいちゃん母です。

現在普通学校の特別支援学級に通う小学6年生の息子を持つ母です。

 

今回は、しつけと称して手をあげる人について考えたいと思います。

昭和を生きた方なら1度は、しつけと称して手をあげられたり、また、学校などで先生が生徒をたたくといった行為を目の当たりにさせたことがあるかと思います。

 

部活動なんかでも、愛の鞭だの、カツを入れるためにと先生が怒鳴ったり、たたいたりなんてことも日常茶飯事でしたし、それは男子だけでなく女子にまで男性の先生が手をあげることも珍しくはなっかたです。

 

親も、その行為について抗議することもなく熱心とか熱血教師なんて言葉で肯定的でした。

 

今思えば本当に理不尽だと思います。またよくみんな耐えてたなあと思います。

風潮というものは本当に怖いです。

 

さすがに、令和の今、学校で先生が手をあげることは、たいちゃんの周りでは聞くことがないです。

 

ですが、家庭であったり、塾であったりする場所では、手をあげられたということもよく聞きます。

たいちゃん自身も、お父さんや、おじいちゃん、また塾の先生にたたかれた経験があります。

 

男の子だから、強く育ってほしいとか、男の子だから叩いてもよいという思いから手をあげられるように思います。

年配になればなるほど、その傾向は強く、たたかないでしつけることは、甘やかしているとさえ考えておられます。

 

昨今,ジェンダーレスが叫ばれている中で、まだまだ男の子だからという考え方がたいちゃんの周りには根強いように思います。

たいちゃんも、そんな中で育っているので、ゲームのアバターを女の子にすることに躊躇したり、任天堂スイッチのアミーボ(キャラクターの人形)のガールを買うことを躊躇していました。

 

幸い、人気のユーチューバーさん達が男女気にせず好きなキャラクターを選択されている様子に励まされ自分の好きなものを選択できるようになってきました。

それでも、ピンクを選んだら恥ずかしいかなとか、歌手のBTSが好きな男子が少ないけど僕歌聴いてて大丈夫?と聞いてくることがあります。

 

子供たちは、色々なものに興味をもって自由な発想を楽しみたいのに、周りの大人がいつまでも「自分たちの子供のころ」をアップデートできず足を引っ張っているように見えます。

 

手をあげるしつけから少しそれましたが、しつけにおいても、手をあげる事、怒鳴って子供の人権を傷つけるような暴言を吐く事、今までは許されていたかもしれませんが、どんなに偉く権威のある方でも、「許されること」ではもうなくなっていると思います。

また、子供を力で抑えるやり方は、もっとも安易で誰にでも出来ることです。

偉い人であるなら、もっと違うやり方で子供を納得させてほしいです。

 

いくら教えるのに時間が掛かるたいちゃんであっても、じっくり時間をかけて教えてほしいです。

どんな子でも、心があり傷つきますし、子供より大人の方が価値があるということはないと私は思います。

 

私は、どんなに気品あふれる方でも、どんなに周りの方から尊敬されている方でも、人を見下すような対応をされる方を尊敬できません。

それがたとえ、知識が浅い子供であっても人として大切に接することができる人こそ本当に素晴らしい方なんじゃないかなあと思います。

 

私自身も、まだまだ古い考えで偏ったものの見方をしていると思います。

本当に素敵な人になれるよう努力したいと思います。

 

皆さんは、どう思われますか?

最後まで読んでいただきありがとうございました。