特別支援学級に通う息子の塾
こんにちは。たいちゃん母です。
現在普通学校の特別支援学級に通う小学6年生の息子を持つ母です。
今回は、たいちゃんの習い事についてお話したいと思います。
療育向けの体操教室や、コグトレのような頭の体操教室なんかもあるようですが、今回は、普通教室のお子さんと同じ習い事についてお話したいと思います。
特別支援学級で、普段支援を受けていると、普通の塾に通えるのか不安ですよね。
たいちゃんが上手く通えている塾と、通えなかった塾についてお話しお子様の参考にしていただければ幸いです。
上手く通えている塾
上手く通えている塾は、習字教室です。
きっかけは、同じ学年のお友達が誘ってくれたことでした。
5年生の冬から習っています。
たいちゃんが通う習字教室は、筆と鉛筆書きの両方を教えてくださいます。
たいちゃんは、遅くから習い始めたこともあり、基礎の簡単な字からゆっくり教えていただいてます。
また、たいちゃんが自分から学校では特別支援学級に通っていることを塾の先生にお話しして、級を取る事よりも、自分に合った字を習うことを選択しました。
習いごとを始める前に、塾の先生にたいちゃんの特別支援学級であることを説明しておけばよかったなあと深く反省しました。
ただ、習字教室の先生はすぐにたいちゃんを理解してくださり、「楽しい」を大事に進めてくださいました。
習字教室の先生と、周りのお友達のおかげで、たいちゃんは毎回楽しく習字教室へ通っています。
上手く通えなかった塾
・スイミング
スイミングには2年生のころから1年間ほど習いました。
始めは楽しく通えていたのですが、厳しい口調の先生がおられて怖いとか、やんちゃな男の子がいじってくるという理由で行きたくないというようになりました。
たいちゃんは、8歳までの子が通う基礎コースでしたので周りには幼いお子さんも多く先生も、厳しい感じではなかったように私は見学して思ったのですが、、、。
たいちゃんは、嫌だったそうです。
結局、休みがちになり、腰に付けたヘルパーが取れることはないままやめてしまいました。
学校の授業のプールについては、3年生の夏休みまでは補習へ毎年いっていました。
ところが、4年.5年はコロナの影響で、プールの授業じたいなくなり6年生の今年はどうなるのかなあといった感じです。
・そろばん
2年生の時、スイミングスクールで一緒になったお友達の勧めで、そろばん教室の体験に行ってきました。
体験前に、たいちゃんが、特別支援学級であることをお伝えしましたが、そこでの教室に、今までそのようなお子さんがいらっしゃらなかったようで、、、。
10のペアーになる数を、おはじきで説明されたのちいくつか問題を出されるも、まったく答えられず、、、、。(1と9, 2と8. といったペアー)
どうして理解できないのですか?
普通、幼稚園のお子さんでも、2,3回教えたら、理解されるんですけど、、、。
どうして分からないのですか? など、、、。
塾の先生は何度も何度も私に質問をされて、すごく困りました。
どうしてと言われても、、、。
分からないものは、分からないので仕方がないと思うしかないのですが、、、。
そろばん教室の先生は、決して意地悪でそのようなことを私に質問されたのではなかったと思います。純粋な気持ちで質問されたんだと思うのですが、、、、。
当時の私は、とてもつらく悲しい気持ちになり、涙があふれてしまいました。
先生が意地悪ではない証拠に、教室で使用されている、問題プリントを帰り際に渡してくださり、
「この問題が解けるようになったら、また訪ねてくださいね。」
と仰ってくださいました。
いまでは、10のペアーになる数を理解することができましたが、それを使って足し算や、引き算をすることは出来ず、相変わらず、指を使って計算しています。
まあ、答えが合ってれば、時間が掛かろうが、どんなやり方でもいいかと思えるようになりました。
・この他にも、ダンスや、空手など、学校のお友達に誘われていますが、たいちゃんは興味がわかないようです。
色々とチャレンジさせてやりたい気持ちと、本人が興味がないものをさせてもなあ、、、と思ったりもして、習い事は、たいちゃんと相談しながら決めています。
また、発達がゆっくりなので、同じ学年の子と同じようなことをするのが難しいものもあり、無理に行かせて、自己肯定感が下がってしまうのではと心配になったりします。
その反面、本人が好きで続けたいのであれば、努力も苦ではないと思いますのでチャレンジさせてあげたいです。
初めから、無理かもと思わず、色々な事に興味が持ってくれるといいなあと思います。
今後習い事を始める際には、体験をしてもらえるところは、まず体験をして本人と先生との相性が良いか、先生がたいちゃんを理解してもらえそうかちょっとだけ気にかけたほうが良いのかなあと思いました。
まあ、合わなけれがやめればいい話なんですが、、、。
最後まで読んでいただきありがとうございました。