たいちゃん母

Gray to rainbow color 境界知能の息子を持つ母のポジティブ日記

境界知能の息子よ、悪い奴に騙されるな!!

こんにちは、たいちゃん母です。

現在普通学校の特別支援学級に通う小学6年生の息子を持つ母です。

今回は、たいちゃん、幸せ1位を目指そう!!についてお話したいと思います。

 

事の発端は、たいちゃんのお友達付き合いにおいて、疑問を持ったことから始まりました。

 

たいちゃんは、親の私が言うのもなんなんですが、とってもお人好しです。

人からのお願い事はいつも快く聞いてくれます。

 

学期ごとに持ち帰る絵具は、白、赤、青なんかがすぐになくなっています。

「あれ?毎回よくなくなるね」

と聞くと

「なくなった色がある子が、僕のところにに借りに来るからだよ。」

って笑顔で答えてくれました。

日ごろから、苦手なことが多いたいちゃんは、クラスのみんなに助けてらうことがおおいので、困った子の役に立てることがうれしいようです。

お互いにうれしいのでほのぼのするのですが、、、。

 

 

最近お友達と、公園へ遊びに行くのにおこづかいをもっていくことが増えました。

何気に何を買ったのか、後でレシートを見ると、ポテチ2個の日や、たいちゃんが絶対買わないであろう豚汁なんかがあり、たいちゃんに尋ねることにしました。

すると、

「僕、買い物が苦手で、お金が足りるかわからなくて、、、。一緒に買って、二人でお金を出してるの。」

との事、よくよく聞いてみると、二人分たいちゃんが、買って足りない分をお友達が出しているようです。

 

いつも、お金の計算ができないので、200~300円お財布に入れて持って行ってたのですが、、、。

たいちゃんは、損をしている自覚がなく、むしろ足りないとき出してもらってるのでありがとうって言っていたようです。

買い物をする練習ができてよかったと思っていましたが、それ以降お菓子を持たせるか、自分の分だけを買うようにし、レジで足りないときはお店の人に謝って、返品するように伝えました。

 

またあるときは、ぷんぷん怒って帰ってきたので理由を聞くと、何だかわからないけど友達がしたことなのに僕のせいにされてしまった。

そのお友達は、口が上手でいつも悪いことがばれるとたいちゃんを巻き込むそうです。

たいちゃんが、説明しても結局一緒にいたので、二人とも悪いってことになるそうです。

 

また、ある子からは、自分は何も持ってこないのにもっとおやつを持ってきてほしいとか、遊び道具を持ってこいだのと頼まれるそうです。

 

たいちゃんは、お友達から誘ってもらえることがとてもうれしいので、ついつい同じようなことをされても許してしまうのです。

 

いつもニコニコしているたいちゃんに、お友達からの要求がどんど高くなってきていたので、たいちゃんにお友達ってどういう人のことなのか話しをしました。

 

「お母さんが思う友達は、自分も大事、相手も大事って思える関係だと思うよ。

いい人、普通の人、悪い人がこの世にいて、一番幸せになれる人は誰でしょう?

 

1位、いい人、2位、普通の人、3位、悪い、4位、いい人

 

なんだって、いい人なのに、1位なれる人と4位になってしまう人がいてその違いはなにかわかる?

 

違いは、悪い人にかかわってしまうか、悪い人を避けれるかなんだって、だから、たいちゃんは、あれ?なんか自分のこと大事にされてないかもしれないとか、なんか嫌な気持ちがするなあと思う人とは、少しずつ離れたほうがいいよ。

それにそんな人からは嫌われてもいいんだよ!」

 

と話をしました。

 

実は、これ私も出来てなくて、、、。

人付き合いにおいて、無理していい人を演じてました。

人が嫌がる事を、進んでやったり、いっぱいいっぱいでも断れず引き受けて、結局損な役回りを引き受けてしまったり、、、。

自分は、要領がただ悪いだけだとあきらめてましたが、よくよく考えると、周りに悪い奴が寄ってきていただけかもしれないことに気が付きました。

そう、悪い奴は上手に利用してきます。

時には、逆切れしたりして、、、。

 

でも、本当はそんな悪い奴に好かれなくていいんです。むしろ、離れて行ってもらった方がラッキーなんです。

 

たいちゃんは、嫌いな人がいない、みんないいお友達っていってましたが、そんなたいちゃんこそ幸せな人1位を目指してほしいです。

 

皆さんもぜひ1位を目指してください。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。